熊本県立天草工業高等学校のインターンシップ2日目!!
昨日FANUCのロボットの実技講習を終わったので、本日はしっかりと学科で安全に関する知識を習得していただきました!!
産業用ロボットはとても便利なものですが、危険も伴います。学生の皆さんも安全に取り扱っていただくために、きちんと危険も理解していただくことを目的として、今回のインターンシップの内容に盛り込ませていただきました。
4名の学生さんがここを見ていると信じて、ここで本日の確認テスト!!
次の文章のうち、正しいものには〇、誤っているものには×をつけてください。
1.熟練者は産業用ロボットがどのタイミングで動き出すか分かるため、産業用ロボットの可動範囲内に進入する際も、産業用ロボットを停止させなくてもよい。
2.産業用ロボットの停止は、駆動源が遮断されている停止と、異常で止まっている停止の2種類がありどちらもロボットは止まっているため安全である。
3.産業用ロボットの可動範囲内に進入する場合は、産業用ロボットだけでなく関連機械の停止が確認されてから進入するべきである。
4.教示作業前には、ケーブル類の被膜に損傷がないかの確認、産業用ロボットに異常がないかの確認、全ての非常停止装置で産業用ロボットの駆動源が遮断されるかの確認をしなければならない。
5.産業用ロボットに起因する労働災害死亡事例は、産業用ロボットの安全性が向上しているため、2018年以降は死亡者数は0を維持している。
正解は!
1.熟練者は産業用ロボットがどのタイミングで動き出すか分かるため、産業用ロボットの可動範囲内に進入する際も、産業用ロボットを停止させなくてもよい。
×…産業用ロボットの可動範囲内に進入する場合は、たとえ熟練者であっても必ず産業用ロボットは停止させなければなりません。
2.産業用ロボットの停止は、駆動源が遮断されている停止と、異常で止まっている停止の2種類がありどちらもロボットは止まっているため安全である。
×…異常で止まっている停止の場合、動作条件を満たした場合高速で動き出す可能性があるため、非常に危険です。必ず手動で停止動作を行ってから可動範囲内に入ってください。
3.産業用ロボットの可動範囲内に進入する場合は、産業用ロボットだけでなく関連機械の停止が確認されてから進入するべきである。
〇…ロボットはロボット単体で動作することよりも、それ以外の関連機械と合わせたシステムとして使用されることが多く、ロボット単体を停止させても関連機械の運転状態は継続している可能性もあります。必ずロボットだけでなく、関連機械が停止していることを確認してから可動範囲内に進入してください。
4.教示作業前には、ケーブル類の被膜に損傷がないかの確認、産業用ロボットに異常がないかの確認、全ての非常停止装置で産業用ロボットの駆動源が遮断されるかの確認をしなければならない。
〇…作業開始前の必須確認項目になります。異常が見られた場合は、検査作業担当者に報告し修繕を行ってから使用してください。
5.産業用ロボットに起因する労働災害死亡事例は、産業用ロボットの安全性が向上しているため、2018年以降は死亡者数は0を維持している。
×…産業用ロボットの安全性は向上しておりますが、2000年以降で死亡者数0の年はありません。
全問正解できましたかね?( ^ω^)
分からなかったところがあれば、きちんと復習しておいてくださいねっ!
全員しっかり規定時間教育を受けて、無事修了できたようです♪
明日からは本社工場での実習です!
本社メンバーも皆さんに会えることを楽しみにしております!!
晩御飯食べすぎないようにね!!
それでは!
技術の進歩の
最初の一歩
シナジー育ちの
未来のエンジニア
がんばれー!!